みなさんこんにちは。
おはなし聴き屋オリーブ、終活カウンセラーの佐藤です。
今朝の新聞にいのちの電話20周年の記事が掲載されていました。
いのちの電話とは、一般社団法人日本いのちの電話連盟が自殺を少しでも減らそうと、全国52カ所に拠点を構え、研修を受けたボランティアの方達が電話相談を通して自殺を防ぐ活動をしている団体です。
NHKのおはよう日本で取り上げていましたが、「いのちの電話がつながらない」問題が起こっています。
実際に、おはなし聴き屋オリーブにも「いのちの電話がつながらなくてどうしてよいのか分からない」と一晩泣き続けて朝方泣きながら電話がかかってくるケースもあります。
自殺者(平成28年)2万1,897人、年々減り続けていますが、まだまだ高い水準にありますが、相談員が不足している大変厳しい現状、自殺をほのめかす相談は2,000件を超えているそうですが、対応できるのはかかってくる電話の4%くらいしか受けられない状況だそうです。
ボランティアに頼る運営というのは限界がきているのでは?、「いのちの電話」の相談員は、主婦を中心に、様々な職業の人達で支えられています。専門家は、共働きや非正規労働の増加など、社会の変化で「参加する時間がない」「休暇がとりにくい」「参加する際の経費が負担」など、余裕を失っていのではないかと指摘しています。今後は、国や地方自治体、民間も一緒になって、支援のあり方を考える時期にきているのではないかと感じているそうです。
相談体制を模索しながらでも、これからも相談者の心に寄り添う活動を継続し続けてほしいですね。