「泣く子は育つ」

いわき市のカウンセラー、おはなし聴き屋オリーブです。

今日は子育てについて少しかかわってみたいと思います。

 

最近、赤ちゃん(4ヶ月)が泣きやまないからとの理由で、ママが赤ちゃんにふとんをかぶせて

 

窒息死させてしまった!という記事が載っていました。

 

決してやってはいけないこと、でもこのママさんもとても辛く、苦しかったんだと思う。

 

このことだけに焦点があてられてしまいますが、そこに至るまでの経緯もありますからね、

 

本人にしか分からない辛かったことが沢山あったのだと思います。

 

私自身も経験したことがあります。火がついたように泣く我が子、でも理由もわからずどうして

 

よいのかわからないときもありますよね。

 

泣きわめく子どもに、ときに大人は苛立ちを覚え、あやす言葉の語調を強めてしまう。

 

周りの大人は、子どもの泣き声をうるさいと感じ、次第に苛立ちが増幅されることもある。

 

子どもは大人の保護なしでは生きていけない存在であるにもかかわらず、子どもが泣くという

 

行為を大人は不快に感じることもある。 もちろんそう感じない人もいます!!

 

では、子どもの泣き声にどのような意味があるのだろうか。

 

出産時は、子どもの元気な泣き声を聞き、誰もが安堵しますよね。

 

赤ちゃんが泣くことはとても大事で、コミュニケーションをとる唯一の手段なのです。

 

赤ちゃんが「泣くこと」の2つの働き

・欲求伝達というコミュニケーションとしての働き

⇒お腹がすいた、眠い、暑い、寒い、抱かれごこちが悪い、体調不良など。

・感情開放の働き

⇒ママに甘えたい、さみしい、不安

 

赤ちゃんが泣く事とは、欲求が満たされていないことを教えてくれる大切な感情なのです。

 

赤ちゃんは上手に感情をコントロールできません。これらをうまくサポートするには、まずは

 

ママがそばに寄り添い、子供の気持ちに共感し、やさしく包み込んであげることが重要です。

 

優しく抱きしめても泣きやむ気配がない場合には身体的に不快な状況かもしれません。

 

すぐに泣きやむのであればさみしいなどの心の問題だと思われます。

 

日頃から泣いている表情と泣きやむパターンをよく観察することで、とっさの場合に表情から

 

読み取ることができることもあります。

 

子どもは泣いて命を守り、そして成長をしています。子どもが泣くことの真意を認識し、

 

極端な話「泣きたいだけ、泣いていいよ」と受け入れる大人の土壌が必要なのです。

 

涙は成長のチャンスと捉え、子供が安心して泣いて甘えられる場所を、お母さんの体と心を

 

使っていつでも用意してあげましょう!

 

ママさんたちが心にゆとりをもって子育てできるように、パパさんたちもママさんたちを

 

サポートして、一番の良き理解者になって下さい。

 

ママさんだけでなく、皆さんで子育てしていきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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